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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

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見ていることしかできない

クリスマスイブの昨夜、私の目の前で、3歳位の男の子がサッカーボールのように蹴飛ばされた。衝撃だった。久しぶりに動揺した。虐待だと思った。

店内の閉店準備のため人の流れを制限する目的でカラーコーンを設置していたら、男の子が走ってきて、カラーコーンの間に渡してあるバーを手で跳ね上げながら走り回った。5歳ぐらいのお姉ちゃんが男の子の後を着いて回り、やめさせようとするが、すばしっこいので止められない。「ごめんなさい」と言って、コーンとバーを直そうとするお姉ちゃん。

すると、突然、どこからか若い父親が飛んできて、男の子のおしり辺りを思いっきり蹴飛ばした。男の子はものすごい勢いで床に倒れた。加減などない。まるで、PKの時のキックだ。私は驚いた。瞬間、声が出なかった。蹴飛ばした男の顔を見た。その男は直ぐに泣きじゃくる男の子を起こし、「謝れ」と低い声で叱責した。「おまえがやったんだろ、謝れ」と。

私は、正直、狼狽えた。「ごめんちゃい」と言う男の子に、「大丈夫だよ、大丈夫だよ」というのがせいいっぱいだった。若い父親はそれ以上の暴力は振るわなかった。周りにいた人たちも驚いた様子で見ていた。

幼い子に暴力を振るうのを目の当たりにしたのは初めてだった。父親に対して恐怖を覚えた。暴力の放つ歪んだエネルギーに圧倒され、人間の秘めた凶暴性にたじろいだ。それでも、続けて暴力に出たらそこに居合わせた誰かが止めただろう。

それから約30分して、蹴った男の子を抱っこして歩く父親と母親、それに2人のお姉ちゃんを見かけた。

蹴飛ばした一場面だけを見て、「虐待」と決めつけられるのか…。

ただ、子供を持つ親の立場で言うと、何の躊躇もなく、我が子をサッカーボールを蹴るみたいに、思いっきり足を振り抜くことはできない。それだけは確信できる。

あの父親がいる家庭では、当たり前なのかもしれないが、私の感覚からすると普通ではない、と断言できる。

私が覚えた恐怖はあの子たちも感じているはずだ。それが、いつまでも続く。そして、蓄積していく。あの子たちにとっては長い時間だ。

私は、見ていることしかできない。
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コメント

自分語りすみません。

恥ずかしいけど書きます。
私の姉も子供(7歳女児)を虐待しています。
殴る蹴る、言葉の暴力…。
姉は子供を産んでからしばらく行方知れずで、
私と母で乳児期の姪を育てました。
だからもう自分の子みたいな感覚なのです。
一時でも姉から引き離したくて、
休日や本業の合間に、姪を引き取ったりしていました。

児童相談所にも身内だけど通報しました。
しかし最終的に逆ギレで終わり、何の解決にもなりませんでした。
施設に、という話もありましたが、姉は拒否しました。

私は本当は本業で生計を立て、
メドが立ったら姪を引き取るつもりでした。
養女にするつもりでした。姉も同意していました。
でもだんだん本業が傾き、自分の生活で精一杯で生きるのに精一杯で、
姪の事を遠くから思って心配してやること位しか、今はできません。
つらいです。自分が不甲斐ないです。
姪のためにも頑張りたいです。

こんなすごい個人的な話書いてごめんなさい。
「悲しい子供の長い時間」への辛島さんの目線が優しくて、
涙が出て、書かずにはいられませんでした。

今日も午後から仕事頑張ります。
辛島さんも頑張ってください。


実は私も

子供を殴ってしまうと、段々とエスカレートしていきます。私自身の体験です。

上の子がまだ小さい頃、反射的に殴ってしまったことがあります。自分では手加減していたつもりなのでたいしたことはないと思っていました。軽く殴っているので大丈夫だと思いながら、手を上げていました。

でも、それに反発して子供が向かってくるので、感情にまかせてさらに力を入れて叩いてしまいます。

ある日、お尻を蹴飛ばしました。結構、力が入ってました。本文に書いた若い父親ほどではなかったと思いますが、同じようなものです。

その時「骨が折れる」と言った子供の言葉に、ハッとして、暴力を振るっていることに気付きました。

それでこれはまずい、と思い、それから叩くのは止めました。10年前になります。
自分の感情は自分でコントロールするしかないので、自分で気付かないことには制御のしようがないですね。

他人に指摘されて自覚するのは難しいですね。

姪御さんの件、良い解決策があることを願ってます。

仕事、頑張ってください。

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