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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

間違えないでほしい、我々は働く人間である!!

[日雇い派遣] ブログ村キーワード
 2008-02-24 オーマイニュースに投稿し、掲載された記事です。一部、加筆しました。

 2007年9月の日曜日、短期派遣専門の人材派遣会社オープンループパートナーズがインターネットで募集している日雇い作業に応募して働いた。

 メールで応募すると、同社から電話連絡が入り、仕事内容の詳細等が告げられる。不採用の場合はメールでの回答だ。

 応募した仕事は東京都内での事務所移転作業。午前9時〜午後5時までで交通費込みの日当は8000円。同社は日当を翌日に指定した銀行に振り込むシステムを採用しており、実際の手取り額は振込手数料105円を差し引いた7895円だった。

集合は2時間前。でも拘束時間には含まれず…

 最寄り駅への集合時間は午前7時だ。オープンループパートナーズの担当者が集合場所となる改札口を間違えて、応募した10人前後の作業員に告げていたため、全員がそろったのは7時30分ごろだった。

 そこから現場までは徒歩で約15分。1日限りの引っ越し現場なので、行き方は誰も知らない。オープンループパートナーズに電話で住所と道のりを確認し、現場に着いたのは8時前。オープンループパートナーズと、派遣先となる運送業者の担当者どちらも不在のため、依頼主に作業現場であることを確認して、我々は待機した。

 以前、派遣業者のプレミアサービスで、1日だけ印刷工場での作業に従事した時も2時間前に集合させられた。その時は、案内役のプレミアサービスの社員が1時間40分遅れてきて、始業時間ぎりぎりに現場に入った経験がある。

 作業開始前からの長時間拘束は、毎日異なる作業者と一緒に働くことになるので、コミュニケーション不足による不手際が頻繁に発生することを前提とした結果の対応策であるとも受け取れる。

 だが、それは時間給で働く作業員の側が負担するのではなく、拘束時間として賃金が保障されるべきだろう。日雇い派遣現場の大半が作業開始約2時間前の集合を義務付けている現状は改善されるべきだ。

緊張感のある現場で、従順を求められる作業員

 オープンループパートナーズでの作業内容は、エレベーターのある4階建てビルから、隣接する階段しかない3階建てビルへの事務所移転作業だ。遅れてきたオープンループパートナーズの担当者は、遅れた理由を説明することもなく我々に作業着の入ったダンボールを渡し、適当に選んで着替えるよう指示した。

 場所は、私道に止められたオープンループパートナーズのワンボックス車の周辺である。青色のズボンとオレンジ色のTシャツに着替えながら、今まで路上で着替えた経験があったかな……と記憶をたどってみたが思いつかなかった。こんなところを知り合いに見られたくはないな、と思いながら急いで着替える。

 小雨が降っていた。力仕事なので晴天よりマシかなと思う。日当8000円の1日限りの仕事だ。こんなものだろう。深く考える必要はないのだ。

 作業中、20歳代の派遣作業員が会議用のテーブルをひとりで運んでいたら、室内を傷つける恐れがあるため、軽くても2人で運ぶようにと注意された。作業員が返事を怠ると、責任者である50歳代の運送業者が「返事は!!」と、野太い声ですごんだ。


 非は、返事をしなかった彼にある。しかし私は、運送業者の態度が、彼に対する、単なる作業上の注意ではなく、それを超えたどう喝であると感じた。少なくとも私はそう受け取った。運送業者が直接雇用しているアルバイトに対しては、同じようなミスでも、どう喝することはなかったからだ。

 日雇い派遣であるわれわれは、作業する上で、雇用主に対して常に従順で、必要以上の緊張感を持つことを要求される。彼らの目をまともに見て話してはいけないのだ。派遣作業員は、卑屈さを備えることが欠かせない条件の一つであるとさえ思う。

もちろん、すべての現場がそうであるとは思わない。だが、日雇い派遣のポジションはそんなもんなのだ。実際に、働いてみて。

 派遣ユニオンが先日、実施した「グッドウィル失業ホットライン」に寄せられた相談事例の中に、「犬のように扱われていると感じる」という訴えがあった。確かにそう感じることがある。

 でも間違えないでほしい、われわれは働く人間である。あなた以上ではないかもしれないけれど、あなた以下ではない。

グッドウィル失業ホットラインを設置

 派遣ユニオンではグッド社の事業停止に伴い、日雇い派遣労働者の相談を受け付けるため、2008年1月18~24日(各12~19時)の7日間「グッドウィル失業ホットライン」を設置した。相談件数は55件(男48人、女6人、不明1人)。うちグッド社以外の日雇い派遣会社に関する相談が6件あった。主な事例は次のとおり。

 [兵庫県・男性]週3~4日、グッドウィルのスポット派遣で働いていたが、業務停止に伴い18日から仕事がストップするといわれた。他の会社にも登録しているが、なかなか仕事が見つからない。無収入の母親と月12~13万円程度のスポット派遣の収入のみで暮らしているが、生活に困ってしまう。

 [千葉県・男性]グッドウィルの事業停止で仕事がなくなるので、他の派遣会社で仕事を決めた。ところが月給制なので1カ月先まで賃金がもらえず、それまでの生活費がない。

 [男性]1年半くらい前からほぼ毎日グッドウィルでのレギュラーやスポットで働いてきたが、事業停止の影響で1月から仕事がなくなり、今後は仕事を紹介できないといわれた。他の派遣会社にも登録しているが年齢(59歳)でハネられてしまう。妻が他界し一人暮らしだが、生活に困ってしまう。

 [三重県・男性]12月26日を最後に仕事が回ってこない。収入が閉ざされるが、何か保障はないか。

 [東京都・男性]レギュラーで入っていたが仕事が1月いっぱいで切れてしまう。派遣先では長期で働いてほしいといわれた。4カ月同じ派遣先で働いていて、派遣前に「顔合わせ」があり、2人のうち私が選ばれた。

 [岡山県・女性]日雇い派遣で働いているとき、嫌がらせで突然派遣先から「お金は払いません」「サインもしません」といわれた。違う現場でも同じようなことをいわれた。日雇い派遣スタッフは、犬のように扱われていると感じる。

 ■派遣ユニオン連絡先
 東京都新宿区西新宿4−16−13 MKビル2F
 電話:03−5371−8808


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