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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

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米油について

アルミニウム成分とアルツハイマー病の関連性について、厚生労働省は因果関係は認められないとのスタンスで公表している、と前回書いた。

そうした事例は他の食品添加物にもみられるとも。

いまの時代、便利なことにインターネット検索すると多くの情報がヒットする。食品添加物や工業製品、またその製造過程で発生する有害物質などが人体に及ぼす悪影響について多くの指摘がある。

ネット上の情報が玉石混交であることは言うまでもないが、例えばそこから関心をもって行動し文献を調べるなど、より深い情報取集を行うことは可能だ。



私が過去に米流通関係の仕事に従事していたことは当ブログで紹介した。当ブログに書いた「無洗米と無洗米製造装置」についての記事は米流通の現場を体験した私見である。

そうした中で取り扱っていた米油について考えてみたい。健康志向食品として位置づけられている米油だが、その製造方法についての指摘がネット上でみられる(興味のある方はご自身で検索を)。



米油の製造過程で石油系溶剤のノルマルヘキサンを使用しているというものだ。米油メーカーのボーソー油脂によると、比較的油分の少ない原料となる米糠は搾油法によって製造されており、「n-ヘキサンと呼ばれる溶剤を使って油を抽出します。なお、抽出に使ったn-ヘキサンは、油の精製過程で蒸留によって完全に取り除かれますので、製品に残ることはございません」と説明している。

また、主要メーカーの築野食品では「日本で広く使用されている菜種油、大豆油等でもノルマルヘキサンは溶剤と使用されており、極めて一般的な抽出方法です。安心してお使いください」と案内している。

米油を製造した後に残る原料の糠は脱脂ぬかと称され、飼料などに利用されている。私は以前、国内の米油メーカー数社を訪問したことがある。その中の1社から、脱脂ぬかのノルマルヘキサン残留度については、食品分析機関に依頼して測定した結果が提示された。それによると、製品の脱脂ぬかの中にはノルマルヘキサンは「測定不能」と記載されていたと記憶している。

したがって、米油はもちろん脱脂ぬかについても製品の安全性は担保されていることになる。それ以上でもないしそれ以下でもない。



ここで米油とその製造工程で製品化される脱脂ぬかを取り上げたわけだが、以前、無洗米装置の中で脱脂ぬかを利用して無洗米に仕上げているグリップ社の「白澄米装置」があると紹介した。

上記したように、脱脂ぬかにはノルマルヘキサンは残留していないという分析機関の証明があることから、何の問題もないことになる。


調合サラダ油の名称で流通している比較的低価格帯にある油(主に輸入大豆、菜種など)は、効率の良い搾油法であるノルマルヘキサンを利用したいわゆる2番絞りだ。

スーパー店頭に並ぶ安くてそこそこうまい揚げ物。そして気軽に入れる外食店などの業務用筋で使用されているのはそうした油だと想像できる。

我々の豊かとされる食生活は、それら低コストで大量生産された油が利用されて成り立っているという現実を改めて知るのである。














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