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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

本当ならファンタスティック

【D】乾式研磨剤タイプについて考えてみたい。このタイプの装置としては東洋ライスが製造販売している「BG無洗米装置」が代表格だろう。ヌカでヌカをとる方式(特殊加工仕上方式)またはヌカ式(BG精米製法)――などの呼び方もあり、まさにBG無洗米装置を指す呼び名だ。これ以外では、グリップが開発した「白澄化式無洗米装置グリップ」がある。

BG無洗米装置の加工方式は、研磨剤に生糠を利用して精白米の表面に付着している生糠を除去する方法――のようだ。以下、東洋ライスのホームページから引用する。

「BG無洗米機に入った精白米は、本体心臓部の円筒状の機械内部で、突起のついた回転軸により攪拌されます。この時、米を当てる圧力や回転速度などの条件を最適にすることで、粘着力のある肌ヌカは瞬時にステンレス壁に付着します。この付着した肌ヌカに、他の米粒の肌ヌカが次々と付着していき、米から剥がされていきます。こうして徐々にBG無洗米になっていきます」。

凄い発明だと思う。東洋ライスのホームページ上のイラストでも紹介されているが、精白米表面に微量に付着している“肌ヌカの粘着力だけを利用して”無洗米は作られているのだという。

乾式無洗米装置のようにブラシを使うこともなく、湿式みたいに水を使うこともなく、もちろんタピオカを使ってもいない。それらのシャラクサイものは一切使わず、“米を当てる圧力や回転速度などの条件を最適にすること”だけで無洗米に仕上げているらしい。ファンタスティックである。

実は私は東洋ライスサイタマ工場(坂戸)が完成した時に「BG無洗米装置」を招待を受けて見学したことがある。

その際、BG無洗米装置を見せてもらうには見せてもらった。ただBG無洗米装置は全体がクリーム色(だったと思う)の鉄板でカバーされていて、中でどのように無洗米に仕上げているのか、その製造工程はまったく確認できなかった。

なので、BG無洗米装置の製造方法についてはここで記すことはできない。

できることならもう一度見学させてもらいたいとも思う。ただし中の構造を見せていただけるのであればだが。

それでBG無洗米の食味についてだが、やはり精白米との比較では食味が劣ると感じる。先日、BG無洗米を使用している持ち帰り弁当の「のり弁」を買って食べてみた。

久しぶりなので買うときに緊張した。アルバイトの女の子に「のり弁一つ」と告げたのだが、彼女は「はい、のり牛ですね」と復唱したあとバックヤードにマイクで「のり牛一丁」と告げていたので、耳を疑った。しばらく行かない間に、どうやらのり牛がメニューに追加されていたらしい。

それで、のり牛でも良いかと思ったが、腹具合を再確認してやっぱり「のり弁だけど」ときっぱり告げた。そして帰ってから気づいたのだが、タルタルソースを持って帰るのを忘れた。どうでも良いが、最近の持ち帰り弁当はメニューが多いのと店内が妙に明るいので変に緊張して落ち着かない。

そんなこんなで持って帰ってご飯をゆっくりと味わいながら食べてみたが、固くボソボソとした食感だった。精白米を洗って炊いたご飯と比べるとふっくら感がない、そして精白米のご飯にある甘味がないと感じた。だけどおかずはうまい。一方では、安いしこんなもんだなとも思う。あくまで個人の感想である。

1.jpg

のり弁を買って食べてみた。米はボソボソとした食感だった。

のり弁ご飯は水洗い方式やタピオカを利用した無洗米と大きな差はなかった印象だった。精白米に比べると無洗米は総じて食味が落ちると再認識した次第である。


もう一つの乾式研磨剤タイプがグリップ社の「白澄化式無洗米装置グリップ」だ。研磨剤に脱脂糠を利用して精白米表面に付着している糠を除去する方式だ。

このグリップ無洗米装置については、開発当初から承知している。現状において脱脂糠は、精白米の研磨剤として最適の材料だと思う。グリップ無洗米の食味については、精白米と遜色ないレベルだとも思う。

だがしかしである。いくつかの課題があるのも事実だ。今後に期待したい。





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