FC2ブログ

カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

米に二重の負荷が掛かっているとしか考えられない

流通している無洗米がおいしくないのは“その加工方法に問題があるからだ”と、このブログ「無洗米はマズイ?」で書いた。

そして加工方法については、私が把握している範囲で各社が製造している無洗米製造装置を【A】水洗いタイプ、【B】湿式研磨剤タイプ、【C】乾式タイプ、【D】乾式研磨剤タイプの4つに分類してみた。

A~Dタイプの呼称については私が勝手に付けたものなので他では違う名称で呼ばれている。例えば、(1)水でヌカをとる方式(加水精米仕上方式)、(2)ブラシなどで研米する方式(乾式研米方式)、(3)タピオカでヌカを取る方式(新精米仕上方式)、(4)ヌカでヌカをとる方式(特殊加工仕上方式)――などだ。

また、ヌカ式(BG精米製法)、タピオカ式(NTWP)、水洗い式、その他研磨式――などの呼び方もある。


それでは私が食べてマズイと感じる無洗米の加工方法について考えてみたい。まずは【A】水洗いタイプ(加水精米仕上方式あるいは水洗い式、)からだ。

このタイプは、水道水を利用(除菌処理した天然水や浄水を使用している工場もある)して精白米(玄米を精米機で加工し糠を最大限に除去した状態)に付着した糠を(洗い)取る方式だ。

大量の水で洗米した後、ボイラーを使用して乾燥させるもの。大量の水を使用するため大掛かりな汚水処理設備が必要になる。

主な装置としてサタケのスーパージフライスクリキSYシリーズ、山本製作所ERシリーズなどがある。処理能力の小さい(毎時30~250㌔)小型タイプの場合、自治体によっては汚水処理設備が不要なケースもみられる。

10年以上前の話になるが、製造能力毎時500㌔の無洗米装置を稼働させていた米販売業者は、無洗米処理後の排水が自治体の排水処理基準値を超えていなかったため無洗米生産量が少ないこともあり、処理排水をそのまま下水路に流していた。

一般家庭からの研ぎ汁排水が環境を汚染しているという論調にも疑問が残るところだが、無洗米処理後の大量の研ぎ汁をそのまま下水に流すと普通に考えて問題だと思うのだがどうだろう。

そういえば、大手の米販売業者が水洗いタイプを設置して、汚水処理設備を備えていたにも関わらず周辺住民からの糠臭によるクレームがあったとも聞いた。そのため他の方式の無洗米装置を導入したことが過去にあった。

それで、水洗いタイプの場合だが、精白米を水でかくはんして糠を除去する方法は果たしてどうなのだろうかという大いなる疑問がある。

最新技術を使ったとしても、吸水状態の米の細胞はその影響を受けずにすむのだろうか。水を含んだ状態の米を製品として出荷するためさらに乾燥させる工程は、米にとって二重の負荷が掛かっているとしか考えられない。

“今は技術的に精白米とそん色ないレベルにまで仕上げることが可能だ“と紹介されても、実際に食べてみると決してそんなことはないレベルだ。精白米を研いで炊いた方がはるかにウマい。私は技術者ではないので技術的なことには言及できないが、食べてマズイものはマズイのだ。

水洗い方式の無洗米装置としてはほかに、クルソン社の「完全水洗無洗米製造法」があるが、私自身、実際に装置を見たことがなく、同装置で作られた無洗米も試食したことはないので何とも言えない。

ただ、クルソンの無洗米装置については、業界関係者が「水洗いタイプの中では食味が一番良い」と話していたことがある。私は試食したことがないので何とも書けない。




« であっても水を使うのはどうなんだろうか|Top|温かいうちはいいんだけど冷めてからチンするとうまくないんだよな »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://karatake.jp/tb.php/258-749fcf91

Top

HOME

カラタケ

Author:カラタケ
nextkara5788@gmail.com

にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へ
にほんブログ村 にほんブログ村 就職バイトブログ 派遣社員へ
にほんブログ村 にほんブログ村 グルメブログ お米・餅へ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

東芝冷蔵庫製造工場で働いて

夜間救急の現実

夏場は毎日一人が熱中症で倒れた