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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

ブラシやヌカで白米に残った糠をとるんだけど

それじゃあ無洗米はどのようにして作られるのかというとおおまかなところ現状の無洗米装置の加工方式は次のようになる。
【A】水道水を利用して精白米(玄米を精米機で加工し糠を最大限に除去した状態)に付着した糠を(洗い)取る=水洗いタイプ

【B】水道水と研磨剤を利用して精白米に付着している糠を(研磨剤に吸着させて)取る=湿式研磨剤タイプ。研磨剤の種類としてはタピオカ、ライスビーズ(粉状の米を成型したもの)などを使用している。

【C】ブラシを回転させて精白米に付着している糠を(ハギ)取る=乾式タイプ

【D】研磨剤を利用して精白米に付着している糠を(研磨剤に吸着させて)取る=乾式研磨剤タイプ。使用される研磨剤は生糠、脱脂糠などだ。


【A】の水洗いタイプ(水道水を利用して白米を洗った後、電気または重油ボイラー等で乾燥させる)=サタケ山本製作所,、クリキ、クルソンなどが製造販売。

【B】の湿式研磨剤タイプ=「ネオ・テイスティ・ホワイト・プロセス(NTWP)」でサタケが製造販売。

 サタケの説明による加工方法は次の通り。「適度な水を加えて付着性を高めたタピオカでんぷんを利用して、精白米に付着している糠を除去した後、温風乾燥する方式」。またNTWPは、タピオカの替わりに砕米を加工して生成した研磨剤(ライスビーズ)を利用して糠を除去する方式を新たに開発している。

なお、ライスビーズを使用して加工された無洗米については、試食したことがないので食味評価はできない。


【C】の乾式タイプ=山本製作所タイワマルマスなどが製造販売。生産コストは摩耗するブラシと電気代だけなのでランニングコストの比較ではタピオカや水洗い方式に比べ有利。店頭で無洗米として販売されているものの、「軽く一度、水洗いしてください」などの但し書きが付くケースもあるようだ。
セルフ方式のコイン精米機に搭載されている無洗米仕上げ機能はこのタイプ。

【D】の乾式研磨剤タイプ=東洋ライスが製造販売している「BG無洗米装置」。精白米に付着している生糠を利用して、精白米の表面にある糠を除去する方式。

東洋ライスの説明による製造方法は次の通り。「BG無洗米機に入った精白米は、本体心臓部の円筒状の機械内部で、突起のついた回転軸により攪拌されます。この時、米を当てる圧力や回転速度などの条件を最適にすることで、粘着力のある肌ヌカは瞬時にステンレス壁に付着します。この付着した肌ヌカに、他の米粒の肌ヌカが次々と付着していき、米から剥がされていきます。こうして徐々にBG無洗米になっていきます」。

また東洋ライスによると、無洗米市場でのシェアについては73%を占めていて、2014年の年間流通量は約47万トンとされる。


同じく【D】の乾式研磨剤タイプとして、脱脂糠を利用して精白米の糠を除去する方式を採用しているのがグリップが開発した無洗米装置グリップ


各タイプとも濁度基準をクリア

【A】水洗いタイプと【B】湿式研磨剤タイプおよび【D】乾式研磨材タイプのグリップは無洗米の目安とされる濁度基準(業界団体の日本精米工業会(以下日精工)が設定した任意基準)で40ppm以下を示す。各タイプで加工された無洗米の実際の測定値は濁度は30ppm前後とされる。

【D】のBG無洗米装置で製造された無洗米は無洗米協会が定めた独自方式の濁度測定による濁度基準28ppm以下の数値を示す。

【C】の乾式タイプの濁度は日精工方式で40ppm前後。省スペース型の小型タイプ(生産能力毎時50~500?)が主力のため設置スペースの限られる小売店などでの導入が多い。

各タイプの無洗米装置についての検証は次回以降で行いたい。


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