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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

「全国青年大集会2008」 不安定雇用の現状をアピール

多くの仲間とともに報告



 若者の2人に1人が不安定雇用という深刻な実態を知ってもらおうと5日、「全国青年大集会2008」(全国労働組合総連合青年部主催)が東京都新宿区の明治公園で開催された。「まともに生活できる仕事を!」「人間らしく働きたい」と声を上げる全国の働く若者4600人が正規・非正規、職種の違いを越え、つらく、苦しい現状に晒されている自身の思いを全国の仲間と語り合い、共有して訴えるために集まった。

 本集会では全国各地で闘う若者らが登壇した。
 松下プラズマの偽装請負を告発し、派遣先大企業の雇用責任をみとめる画期的判決を勝ちとった吉岡力さんが、労働者派遣は人身売買と同等とみなされ、禁止されている労働者供給事業の例外としてのみ認められている雇用形態であり、法律を守っていない偽装請負は法律違反であると、大阪高等裁判所が4月に松下プラズマを厳しく断罪したことを報告した。

 徳島日亜化学で正社員化を求めて係争中の島本さんらによると、日亜が正社員を募集していた時、派遣社員は応募資格がないと除外され、納得いく理由の説明もなかったことから、偽装請負の実態を告発。その結果、9月30日に雇用契約を切られた不当さに言及した。

 キャノン非正規労働組合の宮田さんは、昨年10月に期間社員として直接雇用されたが、言葉のキャッチボールができない、単純ミスが多いなどを理由に今年8月いっぱいで雇用満了と通告された。それに対し、10月1日に東京地裁に解雇撤回の仮処分申し立てを行っている。

 
 「名ばかり管理職」問題で大きく注目されている「ショップ99」の清水文美さんも発言。正社員として1年2カ月働いて鬱状態と診断され働けなくなったが、「繋がって、動けば変えられる」という経験を仲間とともに語った。

 日野自動車で派遣社員として働き、製造・建設系組合のガテン系連帯を立ち上げた池田一慶さんは、2年が経過したが大きく状況が変わった。さまざまな現場で派遣社員が自らの道を切り拓くために闘って成果を上げ、それが社会の状況を変えた。勇気に溢れた人間的姿だと思っている、とその行動を讃えた。

 また朝日新聞が発行している英字新聞「ヘラルド朝日」で偽装請負を告発した松本千枝さんが登壇。曖昧な雇用契約に疑問を持ち、立ち上げた「ヘラルド朝日労働組合(現・ワーカーズユニオン)」において朝日新聞社と交渉した結果、裁判に至り、最高裁で敗訴した経緯を説明。偽装問題や広がる格差を社会問題として積極的に取り上げる朝日新聞社においても、編集方針と労務方針は別とする見解を表明している事実を訴えた。

 それとともに、各マスコミにおいても非正規労働者が数多く現存している点を指摘。よってヘラルド朝日労働組合の問題がマスコミに取り上げられる機会は極端に少ない、とマスコミの御家事情についても言及した。


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私たちはモノではない

 千葉で日雇い派遣として働いている前田奈津恵さんは、自身の体験を次のように語った。
以前、常用雇用の派遣で、日々の睡眠3時間、連続22日勤務、残業代は月1000円だった。その結果、精神的、肉体的に追いつめられ身体を壊し、辞めざるを得ない状況になった。その後、アルバイト、正社員とも面接で断られ続け、金銭的に厳しくなったので日雇い派遣で働き始めた。行った派遣先は1年半で50社を超える。

 その日、その日で使い捨てにされ、次の日には違う人が行くので極限まで体力を使わされる。派遣元から突然電話がかかってきて、2つ目の現場に行かされることもある。朝から夕方、夕方から夜中、その間の交通費はまったく出ない。外資系の物流倉庫で働いた時は、社員がストップウォッチで作業時間を計り、ランキングを付けて、下の順位の人は帰らされた。トイレ休憩は3分と決められ、休憩時間もまともにない状態だ。

そんな中で働いた結果、腎盂炎に罹った。39度以上の熱があり、仕事を休みたいと派遣元に電話したら「どうにかならないのか」と言われ、動揺していた私が医者に再度確認したら医者に怒られて、そこで初めて異常な状態だということを認識した。

 派遣作業中の事故について調べると、昨年、千葉の市川市内の倉庫で女性がフォークリフトに乗って高所作業中、3メートル80センチから転落し脳挫傷で亡くなったケースがある。派遣労働者の死傷者数は2年間で3倍に増えていることが分かった。

 日雇いはその日限りなので、手順や危険性について詳しく教えないケースも少なくない。私たちは、そのような環境に慣らされ、それが普通だと思ってしまっている。断れば仕事を回して貰えなくなるので、夜中の2時に仕事依頼の電話がかかってきても、「よかった、明日は仕事がある」と思ってしまう。

 交通費は支給されないけど、日雇いだから仕方ない。ほかの派遣会社に比べたら給料が少ないけど、違法行為があまりないからマシ。当たり前、しょうがいない、まだマシという感覚はあったが、他の多くの人たちと交流する中で、そうではないことに気付いた。そうした異常さは現在、非正規、正規、学生の区別なく、まさに洗脳に近い状態で私達に刷り込まれている。

私達はモノではない。不当な扱いを望んでいない。まだ、大丈夫という言葉は、自分をがんばらせるために言っている。今のままでは希望が持てないという悩みは、正規、非正規、学生でも同じだと思う。私たちが力を合わせ立ち上がることで、悩みは解決できる。闘いはこれからだ。 


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 各方面からもメッセージがよせられた。「反貧困ネットワーク」の湯浅誠さん、全労連議長の大黒作治さん、日本共産党の志位和夫委員長らも登場。兵庫からはロリータファッションブランド「BABY」で不当解雇とたたかう岩上愛さんが参加。美容室「ASH」で未払い残業代4800万円を払わせた柳勝也さんも発言した。

 集会後は、シュプレヒコールをあげ渋谷駅までデモ行進した。

 6日は、衆議院会館と厚生労働省を訪れ非正規労働者の実態調査レポートなどを提出するとともに、労働者派遣法の抜本的改正を要請した。

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