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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

どうでもいい気分の私は、あいさつもそこそこにさっさと帰った

「もう長いの。どれくらいやってるの」とその日一緒に警備するおっさんが聞いてくる。

またかよ、と思いながら「半年ぐらい」と私は答える。ここは国道の道路工事の現場。警備の仕事は2週間ぶりだ。

すると、「国道は1年以上の経験がないとだめなんだけど、あいつら(本部)は新人でも何でもよこすんだよな」と私を見ずに話す。

「こないだ高速道路もやりましたよ」と続けて返す。

経験豊富な彼らは新人に対して否定的な態度をとることが少なくない。交通量が多い中での道路工事などでは特にだ。猛スピードで走ってくる車両が相手だから、文字通り命がけの仕事であることが理由なのだが。

確かに、要領の分からない警備員がいても一から教えている余裕はない。警備を頼んでいる客に対して「新人なので」は通用しない。古株も新人も一人前の警備員としての仕事が求められる。そうなると古株の仕事が増え、時には工事全体の進行に影響が出てくる。だから、新人は歓迎されない。

新人に怪我させたら古株の責任が問われかねない。客からの評価も気になる。そうして経験豊富な彼らの緊張感も高まる。なので、新人は歓迎されない。

誰もが最初は新人、は通用しない。古株の彼らも最初は新人であったはずなのだが、そんなことは
関係ないのだ。どれだけの経験を持っているかだけがその人間に対する現場での尺度だ。

その日は午後8時半から翌朝9時まで休憩時間なしの12時間半労働となった。途中、何度か古株に注意されながらも無事終了。持ち場である現場の仕事をほぼ自分のペースで進めたのがいけなかったのか彼らは不満気な様子。

それでも工事監督の指示で動いていたので工事全体の仕事としては問題はなかったはずだ。帰る際、現場監督もおだやかな表情で「お疲れさま」と声をかけてくれた。

不満気な彼らに話しかけることもせず、無視していたのがいけなかったのか、仲間の警備員はご機嫌斜め。

どうでもいい気分の私は、あいさつもそこそこにさっさと帰った。今後は彼らからのご指名はないだろうなと思いながら。

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