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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

「186センチ96キロの子が一瞬で亡くなってしまった」

過労死をなくすために活動している「過労死をなくそう!龍基金」(中島晴香代表)第5回中島富雄賞授賞式が先ごろ、東京都内で開催された。

今年の受賞者は、居酒屋チェーン「日本海庄や」で長男の元康さんを過労死で亡くした吹上了(ふきあげさとる)さんと隆子(たかこ)さん夫妻。

元康さんは大学卒業後の2007年4月に「日本海庄や」を経営する東証1部上場企業である「大庄」に入社。滋賀県内の店舗で働き、同年8月に急性心不全のため24歳の若さで亡くなった。

亡くなるまでの約4カ月間の残業は月平均100時間超に達した。大庄は給与の最低支給額を19万4500円に設定していたが、そこには月80時間の残業分が組み込まれていた。つまり過労死を招く長時間労働を前提にした賃金体系だったのである。

夫妻は大庄だけではなく平辰(たいら・たつ)社長ら役員4人を提訴、これを受けて10年5月に京都地裁は過労死訴訟では初めて、大手企業トップの個人責任を認定し損害賠償を命じた。

今年5月の大阪高裁でも1審判決を支持し、会社側の控訴を棄却した。現在、最高裁で係争中だが、企業だけにとどまらず経営者の個人責任を追及する今回の取り組みは、過労死をなくす運動に大きな意義があると龍基金と中島賞選考委員会は評価した。

あいさつに立った吹上了さんは、「年間3万人以上が過労死を含めた自殺で亡くなっている。これは(人口3万人規模の)地方都市なら全部の人が亡くなることだ。欧米では過労死はないと聞く。日本が先進国であるならばもっと取り上げられるべきだ」と述べ、過労死根絶を目指し今後も闘う姿勢を表明した。

また隆子さんは、「死に物狂いで働くという例えの言葉があるが死んでしまっては何もなくなってしまう。186センチ96キロの子が一瞬で亡くなってしまった。街中で同じくらいの背格好の子をみるとこれくらいだったかなと、暑い夏が来るとどうしても思い出してしまう」と断ち切ることのできない我が子への思いを語るとともにこの国で生きて働くことへの意義を問いかけた。

過労死根絶を訴える吹上夫妻
過労死根絶を訴える吹上夫妻

龍基金は、大手ファミレスチェーン「すかいらーく」に25年間勤務した中島富雄氏が2004年に長時間労働の末過労死した際、これを認めない同社を相手取り、故人の意志を継いだ妻の中島晴香さんが全国一般東京東部労組に加入、05年に労災認定を受けた後、2年間の団体交渉を経て同社との間で解決に至った時の解決金の一部を原資として設立されたもの。

また同賞は、過労死の根絶をはじめ、労働者、労働組合の地位向上を目指す闘いに貢献する活動を顕彰し、それらを助成することを目的にしている。


第2部では、評論家の佐高信さんが「原発文化人の罪を裁く」と題して講演した。その中で佐高氏は、「東京電力の株主総会に出席した際、株主から原発廃止の動議が出されたが簡単に却下された。東電の経営陣は原発を止める気はさらさらない」と暴露。

そして「総会の途中、休憩動議が出されたがそれを一蹴して朝10時から4時まで休みなしで総会を続けた。何が何でもその日一日でしかも早く終わらせるためだ。こうしたやり方を見てると、東電は何の責任も感じてないと思える」と一般常識とはかけ離れた悪質なまでの東電体質を強く批判した。

さらに、読売新聞社の正力松太郎氏や中曽根康弘・ビートたけし・児玉清・安倍晋三・甘利明・森喜朗・鳩山由紀夫・渡辺恒三氏らの名前を挙げ、原発推進を強力に進めた文化人や政治家を断罪した。

詳しくは、著書「原発文化人50人斬り」(毎日新聞社刊)で読める。

原発推進文化人を断罪する佐高信さん
東電帝国に群がる文化人を断罪
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