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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

明日から新年度

「今日も7人が仕事に行ってないよ」
建築現場で材料運びや補助作業を行う下働きのおじさんが休憩中に話しかけてきた。

マンションの補修工事の現場にいっていた一昨日のこと。

おじさんの他の仲間はもう何日も仕事がないらしい。

「こんな現場があればいいのにね」と返すと、力無く笑った。見えた口元は前歯が1本だけしかない。真っ黒な顔が本当に貧相だった。

歯を整えるには金がかかる。サラリーマンの時、欠けた前歯を直すよう指摘された同僚は当然のように治療に通った。しかし私と大して変わらない年齢かもしれないおじさんは、欠けた歯によって貧相に見える外見より何日か後のメシのことの方が重要にちがいない、たぶん。

前歯が無くてもほかに何本か歯があれば生きていける。体にはよくないが歯がなくても生きていけるに違いない。


「宝くじでも当てるしかないかな」と私が言うと、「当たらないしな」と投げやりに言ってみせるおじさん。


私が見ているのはごく限られた一部の人たちなの現実なのだろうか。


今日が年度末。
道路工事等の公共土木工事の期限でもある。それにくっついて仕事をしている警備員の仕事も減ることになる。私が所属している警備会社でも「4月から仕事が無くなる」と先輩警備員から聞かされている。

おりしもニュースは全国18道路の一時中止を伝えている。

私の明日の仕事はとりあえず決まったが、それ以降はどうなることやら。

私の前歯は今のところ大丈夫だ。しかしもし欠けたら治療するだけの経済的余裕はない。

明日からは新年度。とにかくがんばろう。

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ご迷惑をかけます

3人で片側交互通行をやった。片側1車線道路に下水溝を設置した後の舗装工事で約100メートルを閉鎖して。

AさんとBさんに私。主にAさんとBさんが片交で私が規制帯内でトラック誘導などの補助的仕事。工事がバス停にかかっていたので私の主な役目はバスの誘導だった。

途中、Bさんが指示を間違えて車両同士が鉢合わせ状態に。すると助手席に座っていた男性が窓を開け放ち「バカヤロー、まともに誘導しろー」と怒鳴り散らし、真ん中にいた私が怒られた。

その数日前、交通量が比較的多い別の道路で交通誘導をしていたら、一瞬あいまいな指示を出した私に対し、「ちゃんと誘導しないとシバキ倒すぞ」と言い放ち走り去ったタクシー。ほかの警備員は空き缶を投げつけられたこともあると話していた。

確かにあいまいな交通誘導をされたら事故を起こしかねない。逆の立場で「しっかり誘導しろ」と思ったことも過去に何度もある。

指示を出している時一瞬、判断に迷うときもある。誘導者の経験の差に関係なく完璧な交通誘導が求められるのは理解している。

でも、馴れるしかない。そう思いながらこなす交通誘導。

ドライバーのみなさん、ご迷惑をかけます。

それぞれの事情

雨で道路工事が中止になったのに伴い休日となった。交通誘導の仕事を始めてはじめての経験だ。これまで雨の日もあったが建設現場での誘導が多かったので休みになることもなかった。

事務所に報告書を提出に行くと、一緒に仕事をしたことのあるAさんが講習を受けていた。
日勤と夜勤を連続してこなしていると前回の仕事中に聞いた。今日は5連投明けだという。つまり日勤と夜勤を連続5日間続けていて、その間の睡眠は計4時間だと土色の顔で教えてくれた。

労働基準局に知れたら厳重注意されて厳しく指導されるに違いない。

どうしてそんなに働くのか理由は知らない。話の中で本人が言い出さないので尋ねることはしていない。何か理由があるのだろう。本人が希望してのことだ。仕事を断ることはいくらでもできる。私もあまりにキツイ現場は2日目には断っている。

この警備会社ではひと月の間、休みなく働く人がけっこういる。「借金がある」という人もいる。みんなそれぞれ事情がある。

ここで踏ん張っている人たちがいる。


暖冬が雪国の生活を直撃している

2泊3日で東北を回っていた。

車で移動する途中、平日とはいえ、有名なスキー場で滑る人の数は片手の指で足りた。

「今年は雪が少なく、雪下ろしをしなかった」と旅館の女将さん。「スキー客が少なく、建設業の人たちの冬の仕事、雪下ろしが無くてたいへんだ」とこぼす。

暖冬の影響によって雪国の生活が直撃を受けている。

眠らない街

夜勤が続いた。年度末で道路工事がたて込んでいる。夜9時頃から朝5時頃まで片側交通誘導を徹夜でやっている。

昨日は別の現場で午前1時で終わった。そんなこともあるがそんな時間に終わっても帰りの電車がないので結局、現場近くのネットカフェで朝まで時間をつぶした。主要駅なので街は眠らない。眠らない街で眠るための5時間パックが1080円。眠いのだがせっかくだからDVDを観た。ニコラスケイジ主演の生け贄にされる内容。半分寝ながら観て朝6時頃帰路についた。

重い荷物を担いでほとんど日替わりで移動する交通誘導の仕事はやっぱりしんどい。冬の重装備を入れたバッグが肩にくい込む。駅から遠い現場だととくにだ。日勤だと朝早いのもツライ。朝8時開始だと家を6時頃に出なければならない。

何の仕事もたいへんだなと考える毎日。

沖縄の人たち

いくつかのビルの補修工事の現場に入っている。その下を通る歩行者を誘導するのが私の仕事だ。誘導の合間に足場の設置と撤去をする鳶の人たちの仕事を眺めている。いい日当をもらうらしいが高い所が苦手な私にはとても真似ができない仕事だ。

私の行っている現場の鳶さんたちは沖縄出身の人たちが多い。親方も沖縄。なので現場で地元の言葉が飛び交う。友人知人を頼って上京してきたのだろうか。キツイ仕事だが和気あいあいとした雰囲気が見ていて和む。

そういえば、私の九州の友人も東京の建築現場で仲間を頼って「鉄筋」の仕事をしていた。良い稼ぎになったらしいが、仕事中確か2回ぐらいビルから落ちたと言っていた。一度は半年ぐらい入院していた。「落ちる時は何でもいから手で掴むんだ。そうすれば助かる」と話していたのを思い出す。



鳶さんたちの現場には、製造業や物流倉庫の派遣現場にはない活気がある。効率だけを追究し徹底的に生産管理された派遣の職場にはない空気感が漂う。

重い足場を手渡しで組立解体するというけっして効率的とは思えない手法を採るが、鳶職人はよってたかって一つのものを完成させているとう達成感を得ているに違いない。そこに人間が働いているという集団の勢いが周りで見ている人間にも伝わってくる。

私が体験した製造業・軽作業の派遣の現場にはそうした達成感はない。話すことを禁じられ、機械のように働かされ、全体を眺める余裕は与えられない。一日の終わりに極度に消耗している自身を実感する毎日を繰り返すだけだ。


鳶の人たちの仕事も若いうちだけだろう。現に働いているのは圧倒的に20~30代の若者だ。それに危険が隣り合わせだ。だからその分日当が高い。


鳶さんたちの仕事ぶりを目の当たりにして、管理されながら身体と精神を消耗する派遣の仕事との違いで考えた。






風邪休み

一昨日から鼻水ズルズルくしゃみ頻発の中で仕事。昨日も寒かった。日差しがでたが、冷たい北風にさらされた。仕事中から寒気がして帰って風呂上がりに熱を計ったら38度。風邪をひいたらしい。

天気予報をみると明日3日も午後から雪の予報。こりゃ身体がもたないと思い、即座に会社に電話する。「明日の仕事なんですが、熱を計ったら39度(この時は1度上がっていたような気がした)あって体調がおもわしくないんですが、ちょっと無理なんで替わってもらいたいんですが」。

すると、「いちおう交替を探してみますが、この時間(午後8時過ぎ)だと難しいかもしれません。どうしてもいない場合は出てもらうしかないですよ。後で電話します」。

しばらくすると「明日の天候のこともあって中止の現場がけっこうあるみたいなので交替が見つかりました。こんなことはめったにないので体調管理を充分に行ってください」。

(そりゃそうだろ、雪の中で足場組んだり撤去したら危険だろ。中止するのが当然だよ。それに雪が降る中一日中立ってる仕事でどうやって体調管理すんだよ。いい方法があったら教えてくれ)と思いながら「ありがとうございます。助かります」と御礼の言葉を述べて電話を切った私。

ということで、7日ぶりの休日。でも明日まで雪が残りそうな予報。

寒いのは困る。

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カラタケ

Author:カラタケ
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