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カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

引ききれなかった水分量の話など

「寝たきりでもいいから居てくれるほうが良いよ」。

 子供たちはすでに独立していて、一人暮らしの長い女性透析患者さんがそう言う。

「金婚式の前日に倒れてそのまま亡くなったんだよ」と。

そんな患者さんに対して私は「長患いせずに良かったんじゃないですか」と無神経な言葉を発してしまった。


老後も健康な状態で生活していければと願うのは誰しも同じだろう。

いわゆる健康寿命ってやつだが心身の衰えは加齢とともに確実にやってくる。

介護疲れの果てに手をかけてしまったという悲劇が時折ニュースで流れる。

そこから、「長期患い=悲惨」の構図が思い起こされ、前段の「良かったじゃないですか」の発想になった。


でも、当然のことだが透析患者さんは健康体ではない。

透析患者さんと毎日のように接しているが、瞬間的にはやはり健康体である自身の感覚で話してしまう。

透析療法についてのペーパーを幾度も読み返してはみたが、体験していないから実際のところ分からない。

刺す痛み、透析4時間の感覚、透析中透析後の気分、血圧の推移、引ききれなかった水分量の話など。

送迎途中の後部座席から聞こえてくる会話に耳を澄ましてみるが、今のところ健康体である私の経験値では計り知れない事柄ばかりだ。

送迎車の運転手として仕事を始めて2年経過したが、透析患者さんに対する配慮が足りないと反省することがまだ多い。



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透析患者増える


ここのところ送迎車を利用する透析患者が急に増えた。3・4月で合わせて8人だ。その中で透析の新規導入は6人である。

年代別にみると後期高齢者(75歳以上)が多い。

それに伴って送迎ルートの見直しが必要になった。古株の送迎運転手によると今までになかった現象だという。

高齢化社会が進行している現状からすると、透析患者は今後さらに増えることになる。

個人的な感想としては、しばらくの間は送迎の仕事が続きそうなので助かるという思いが正直なところだ。




晴れて眩しい日差しの中、運転だけしていた



23日の雪は大きな混乱もなく送迎業務が終了した。

送迎地域内の積雪量は10センチに満たなかったため、昨年末の時点で装着済みだったスタッドレスタイヤのみで走行可能だった。

当初はチェーン装着を覚悟していたので、ひと手間省けてほっとした。

それでも、陸橋や路地裏に入るとスタッドレスタイヤだけでは不安な道が数カ所。

実際、送えにいった際、患者さんが心配して雪の影響が少ないと思われる病院までのルートを教えてくれたりした。


迎えの際、積極的に指示してくれた患者さんも送りの車の中では体調が思わしくないのかほとんど話さない。

「調子悪いですか」と訊ねると「最後の方が…」との答え。

なのでそれ以上は話しかけない。

一緒に乗っているもう一人の患者さんも耳が遠い。

送りは晴れて眩しい日差しの中、運転だけしていた。


以前は考えたこともなかった



今年の冬は寒い。

透析患者さん達を送迎するための車両の運転手として2シーズン目を迎えたが昨年の冬に比べ確実に寒いと感じる。

ニュースでも全国各地の大雪の被害が採り上げられているのを目にすることが多い。

お年寄りが雪かきをしている映像を見るとたいへんそうだと思うと同時に、透析患者さんらは大丈夫なのだろうかとの思いが浮かぶ。

透析病院までの交通手段は無事確保されているのだろうかと…。

仕事として、透析患者さん達の送迎車を運転してはじめて感じることでもある。

以前はそんなことを考えたこともなかったが。







インフルエンザ患者発生し予防措置として自腹でタミフル



インフルエンザにかかって送迎車に乗れなくなった透析患者さんがチラホラでてきた。迎えの時には乗っていたので、同乗していた他の患者さん達はもちろん送迎車の運転手もかかっているかもしれない。

患者さんらには熱がある場合は送迎車に乗らないよう事前に通知しているが、インフルエンザにかかっているかの自己判断は難しいだろう。

なので、多少調子が悪いぐらいの感覚で送迎車に乗ってしまう。そうして感染が拡大していくんだろうな、と感染ルートの中継点にいることを実感する。

インフルエンザにかかった方と同乗した患者さんらには、予防措置として病院から即座にタミフルを服用するよう指示されたらしい。ちなみに、タミフル代は患者さん負担だという。運転手に対しては、意識障害などの副作用を考慮して強制はされない。


送迎した透析患者さんの中には次のように話す人もいた。病院内のカーテン一枚で仕切っただけの隣のベッドで「熱が下がりましたねって言ってるんだもん。あれじゃ、意味ないよね」。

熱のある透析患者さんがインフルエンザかどうかは分からないが、単なる風邪でもうつりたくない気持ちはよく分かる。

また、年末からはノロウィルスの予防策として、送迎終了後に送迎車内を、消毒されたガーゼで念入りに拭いている。


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