FC2ブログ

カラタケ日記

派遣社員から契約社員になって9年経過。思いついたことを書いてます。

派遣に登録して6年目

新しい年が始まった。今年で会社を辞めて6年目になる。ということは新しい仕事に取り組んで6年目だ。軌道に乗せることができないまま6年が過ぎた。それでも昨年からは、何とか生活できるだけの収入を得られるようになった。

それまでは、派遣や警備員の仕事に就いて食いつないだ。そこでの体験は私にとってかなり過酷なものだった。派遣社員やアルバイト社員の働く環境は決して恵まれたものではない。そのことを実感した。景気の先行きが不透明な中では、彼らの環境が改善されることはないだろう。

私自身、今でもワーキングプア状態に変わりはないが、毎月の一定の収入があるので精神的に随分楽に感じる。しかし、また派遣で働かなければならない状況になるかもしれない。その可能性がまだまだ強い。

これからも派遣やアルバイトの実体験を報告していきたいと考えている。同時に取材目的で出席した会合などの報告も。

スポンサーサイト

彼の横顔を見ながら思った

「おはようございます。○○ですけど、今日の夜勤はありますか」。先週の朝9時過ぎの大久保駅。ジーンズをはいた40歳台の彼が私の前を、携帯電話で話しながら階段を下りていく。

派遣社員みたいだ。全身の神経を使いながら、電話の相手に取り入るように話す。後ろで聞いていた私に、かつての緊張感がよみがえる。日雇い派遣で過ごしたその日暮らしの2年間。

電話の彼はどれぐらい派遣をしているのだろうか。そしてこの先、いつまで続くのだろうか。追い越しざまに彼の横顔を見ながら思った。

合併で2000人が退職 人を使い棄てる効率経営を実践

某大手企業同士の合併で2000人が退職したとか。ほとんどが派遣社員らしい。それまでの派遣社員に代わって1年契約の嘱託社員になるか、あるいは退職するかどちらかの選択を迫ったという。

それまでの派遣社員は、ボーナスは支払われないがその分、毎月の給料が正社員より多かった。ところが新たな嘱託社員は、ボーナスは出るが退職した際の退職金が考慮されているから従来の派遣より少ない給料となる。それもかなり少なくて、社会保険費を引くと手取り13万円ほどだという。退職金についても、20年以上勤めてはじめて1千万円になるのだとか。数年で退職した場合は数万円のレベル。

そんな条件を提示された派遣はほとんどが退職したようだ。何のことはない、体の良いリストラだ。1年ごとの契約となる嘱託社員は、2年目以降の仕事は保障されない。2年目に、契約社員の何割が継続しているか現時点では定かではない。

そんな不安定な立場にいるのは精神的にもツライ。私なら、さっさと辞めてほかの仕事を探すだろう。嘱託社員は、自身は、たぶん貰うことのできない、正社員のための退職金を、せっせと貯えるために働くことになる。それも、わずかなお小遣い程度の給料をもらいながら。

短期契約の派遣社員の待遇改善が課題視されている。この某企業が提示した(1年のみの)長期雇用は、表向きだけだ。従来の短期派遣よりトータル賃金のかなり少ない1年だけの契約社員になるよう、派遣社員に強要したのである。

生き残りを掛けた企業合併の場合、人を使い棄てる、効率経営が強化されるケースがほとんどだ。この某企業もそれを実践した。「長期雇用の提示」という大企業としての体裁を保ちながら。

2月14日

「本人のやる気がないんだろ」、と正社員の友人は言う。派遣切りの話題になると多くの人が口にする言葉だ。それに答えて私は「確かにそうしたのもいるけど、大半はまじめに働いている」と自身を弁護するように返す。

派遣やアルバイトには、自身でその道を選んだ者と自分の意思とは関係なくそこに追いやられた者がいる。
どちらもある時期になると安定した収入が得られる正規社員の職を得ようとするがそう簡単ではないことを思い知る。

酷な言い方をすると、正社員にはなれず、またそこから弾き出された人たちの集まりが派遣だと私は思う。そこで踏ん張りながら安定した生活への道筋を探るが、なかなかうまくいかない。そうして諦めてしまうと次はホームレスだ。非正規はホントに危うい立場であることをこの4年間、身を持って体験した。

非正規は社会の落ちこぼれの集まりなのか。社会が多様な人間によって形成された集合体の名称であるとしたら、落ちこぼれという概念は成り立たない。派遣もホームレスもまた社会の一員であると私は考えるがどうだろうか。



アマゾン

大手通販のアマゾンをテレビが取材していたのを見た。物流拠点の千葉・市川にある巨大倉庫内の様子が映し出される。私もその前を通って通勤していた。映った画像にはさまざまな年代が。倉庫内をハンディタイプの商品識別機を手にして台車を押し注文品をピックアップしている様子が紹介された。映った人たちの大半は派遣だろう。

アマゾンを利用するとその便利さが分かる。より安い商品を探して歩かなくても、パソコンを操作するだけで安い商品が確実に自宅に届く。通販市場が急成長を遂げている裏で、そうした労働現場を支えているのが派遣だ。かつて働いた大阪にある富士フィルムの商品を扱う物流倉庫でも9割が派遣だった。

大阪に新たに拠点を構えたアマゾン社で働く人たちの労働実態を把握しているわけではないが、便利なシステムを構築する一方において、ある種の規範がないがしろにされていることが少なくない。今では、短期就労を繰り返す登録型派遣ではなく派遣から正社員への切替えが進んでいるとも聞く。

そうした現場を体験してみたいと思ったりするが、何だか気力が萎えてしまっている。一番の原因は何とか生活できる状態にあるからなのだが。なりふり構わず働かなければならない事情がないから、土・日を休んでいる。

Top|Next »

HOME

カラタケ

Author:カラタケ
nextkara5788@gmail.com

にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へ
にほんブログ村 にほんブログ村 就職バイトブログ 派遣社員へ
にほんブログ村 にほんブログ村 グルメブログ お米・餅へ
にほんブログ村

FC2Blog Ranking

東芝冷蔵庫製造工場で働いて

夜間救急の現実

夏場は毎日一人が熱中症で倒れた